薬物治療を憂慮する

本当にお手上げ?

 

体のメッセージを聞く

 

今現れているその症状をもみ消す方法は間違っているのかも知れません。体はその症状によって必死にメッセージを送っているのです。

例えば体が冷え、関節痛が辛いとします。病院ではNSAIDs(消炎鎮痛剤)を処方されるかもしれません。NSAIDsは見事に関節痛(メッセージ)を解消しますが、原因は解消していません。繰り返し使用しているうちに、気付かない間に体調が悪化し、内臓下垂、胃内停水まで進行しました。病院では温湿布(NSAIDs)と胃薬が処方されるかもしれません。しかし原因は血行不良とそれによる水毒(水が体内に貯留し体に悪い影響を与えている)であり、その場合、NSAIDsでは逆に悪化してしまいます。この薬物療法は体の訴えを散らしてしまったことで悪化を招いてしましました。漢方薬等で悪い水を抜き、気や陽を補給する方法をとるべきでした。体の訴えに応じなければ訴え(症状)は増強・複雑化し、きっと処方される薬も増加するでしょう。まじめな患者さんであるほどきちんと服薬し、たくさんの薬を飲むために水を飲みすぎ、水の貯留は更に悪化。そのうち体の訴えが別の症状として表在化したのか、または薬の副作用か、あらたな症状も現れ、それに対する投薬も追加される・・・。1つ1つの症状にきめ細やかな処方がなされるほど薬漬けになってしまう、こんな不幸なことがあってはならないと思います。

 

体は必ずメッセージを送ってくれます。ありがたいことなのです。何度か薬で無視しても症状を増強させて、あるいは症状を変えて、何度でもけなげにメッセージを発信し続けます。

そしてその症状は必要で起こっていることも忘れないでください。例えば慢性的に発現する蕁麻疹には理由があります。発疹は毒素排泄行動の一環で、それ自体が自然治癒力の表れと考えられます。

邪気(毒素)を体表に追いやって、あと少しで体から追い出せるところなのです。あと一息なのに・・・、ステロイド、抗ヒスタミン薬はその邪気をまた体の深部に戻してしまいます。一時的に楽になりますが、また自然治癒力によって体表に運ばれ、多くの場合、再発してしまいます。

その発疹は治癒するために通らねばならないプロセスです。それ自体、体の自然治癒力です。もう一踏ん張りで治癒します。夜明け前が一番暗い。治癒直前が一番辛い。

体のメッセージを良く聞いてあげてください。

 

 

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