癌の原因はずっと前からの日常生活にあり、薬での治療は難しい

癌は西洋医学よりも東洋医学の専門分野ではないでしょうか。癌は発症した時よりずっと前から原因があり、多くは自律神経系の乱れから発していると考えられます。病は気からと言いますが、その結末が癌のように思えます。

日常生活の何らかの理由で交感神経緊張状態が続き、体が全体的に劣化・疲労していきます。これを修復、再生しようとして細胞増殖のスイッチが入ったのですが、組織破壊が長期化したり、程度がひどかったりしたために細胞増殖が止まらなくなってしまっています。

長期に渡るストレス、過労、生活の乱れは交感神経優位にさせ、全身の血流を低下させます。すると各組織への栄養供給が滞り、老廃物の回収が困難になります。

@組織の修復・再生活動

特に正常時でも活発に細胞増殖している組織(消化管粘膜、皮膚、骨髄など)は細胞を作るためにたくさん栄養を要求しているのに、血流低下で必要な栄養を得ることができず、組織修復・再生が遅れます。つまり組織が劣化していきます。劣化した生体内物質は貪食作用のある免疫細胞が処理しますが、こうした細胞は異物に対して活性酸素などを放出して対処するため、周辺組織も壊してしまします。こうして更に組織が劣化・疲労していきますが、そうすると、もっと頑張って組織修復をしようとして細胞増殖が止まらなくなります。

A老廃物の蓄積

血流の低下は万病の元です。大方の病は血流を良好な状態の戻しただけで治ってしまいます。なぜならば、結局、各組織の栄養供給、酸素補給、老廃物の回収、ホルモンの伝達、白血球の運搬等、全て血液に乗って行われるからです。逆に血が汚れれば全身に毒素がたまり、貪食系細胞が老廃物除去に走って体中が炎症の渦に陥ってしまいます。こうして自己免疫疾患、癌、多臓器不全に至ります。

 

東洋医学で治す

日常生活が原因の病は東洋医学の方が効果を得やすいと考えられます。鍼灸、漢方薬によって体に溜まった毒素を除去し、体を温め、血行を良くし、ストレスを軽減させることが有効です。毒素を出すことが特に重要ですが、失われた体力の補給も並行しなくてはなりません。体力をつけると気力も高まり、免疫力がアップします。例えば、湯治はとても良いと思います。温泉で体を温め、汗として老廃物を除去できます。免疫系は寝ている間に活発に仕事をするので、温泉後の疲労感でぐっすり眠れることは治療の上でとても好ましいことと考えられます。

 

抗癌剤療法

抗癌剤は体を滅ぼします。抗癌剤の作用は主には細胞分裂抑制です。細胞増殖の活発な細胞ほど影響を受ける仕組みになっているので、癌細胞(癌細胞は異常な増殖を続けている)に特異的に作用するとされていますが、平常でも活発に細胞増殖している粘膜組織、頭髪、骨髄(造血細胞)がもろに影響を受けていることはよく知られています。

まず、消化管粘膜の細胞増殖が抑制されることで消化管機能が著しく低下し、栄養吸収が低下します。大腸が障害されると下痢をします。抗癌剤が腸のある細胞を刺激し、激しい嘔吐に悩まされます。こうして体力を落とし、精神的にも肉体的にもかなり辛くなります。これでは気力もなくなり、治るものも治らないのではないのでしょうか。また、骨髄の細胞分裂が抑制されるため、赤血球、白血球などあらゆる血球細胞が減少します。癌は免疫が極度に低下した状態であるのに、更に免疫系細胞の力を落とすことになります。気力、体力、免疫力全てを失ってしまいます。

癌に限らず、最終的に病を治せるのは他ならぬ自分自身の治癒力です。治癒力を高める薬や処置は有効と考えられますが、少なくとも抗癌剤は体を崩壊させているように思います。

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